アメリカぷるぷるアート観光 Altruart in America

ニューヨークより心が震えるアートの紹介。障害とアート/アウトサイダーアート/アールブリュット/現代アート/NPO団体/アートフェア/美術館/おもしろグッズ etc.

大きなくりの木のしたで

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長い目で必要を感じて、最近少しずつ化学の勉強を作業や仕事の合間にしています。調子よく楽しんで進めていたのですが、その中で「原子の半径や原子間の距離」でつまずいてしまいました。

つまずきの理由は、どうしてその「距離」を知らないといけないのかがさっぱりわからないからでした。どんな本をみても検索してもあまり理由が書いていない。どうして知らないといけないのかが欠いていると、私の中で著しく意欲が減退するのを感じます。そこでふと読めずに放置してあった楢崎皐月さんの「静電三法」を直感的に開いてみると、答えになるような一文を発見しました。

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湿ったおばあちゃんと写真。

ヘンリー・ダーガーの部屋の写真集をまた久しぶりに眺めていました。写真家の北島敬三さんとは、昨年ニューヨークで偶然お会いする機会に恵まれ、さらに思い入れのある写真集です。日本では展覧会も開催されていました。ご参考:写真展「ヘンリー・ダーガーの部屋」が新宿で開催 - 撮影は北島敬三 | ファッションプレス)

北島さんのような奇跡的な写真を撮ることは私にはできませんが、最近リコーのテータという写真デバイスで近所のセントラルパークで撮影をして楽しんでいたら、ふと空の写真で思い出す出来事があったので、ブログを書いてみることにしました。芸術はなんらか人の思いを補助することがあるのだな、と感じた出来事です。

私が高校生の時、ちょっとした怪我で入院したことがありました。今の所、人生一度きりの入院体験でした。2人部屋の隣のベッドには、70歳は超えているだろうと思われる女性。

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マルティン・ラミレス(Martin Ramirez)の展覧会 Ricco Maresca Galleryにて(12月2日まで)

 

Carlo Zinelli と元生物学者Eugen Gabritschevskyの展覧会

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Carlo Zinelli (1916–1974) と Eugen Gabritschevsky (1893 – 1979)  の展覧会がアメリカン・フォークアート・ミュージアムで開催されていました。この美術館は以前モマの隣のビル1棟まるまる使用して貴重な収蔵品を贅沢に展示していました、現在はリンカーンセンター付近の会場のみ展示をしています(ご参考:さよならフォークアートミュージアム)。以前と比較すると場所は狭くなったものの、彼らのバックボーンは健在で、毎回その展覧会のクオリティの高さと支援層の厚さ、いや、その「熱さ」を見せつけてくれます。

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世界最先端の広告代理店 R/GAのアートコレクション

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マディソンアベニューにあるIBMの受付ロビーには、村上隆の「And Then x6」が展示されています。他にも、ウォール・ストリート・ジャーナル (The Wall Street Journal) のビルの入り口付近に新進アーティストの作品展示をする壁面があったり、Canon USAでは社員の写真作品から新進作家の絵画まで展示したり、ゴールドマン・サックスでは最先端の金融会社らしく、最新の現代アーティストの巨大な作品が飾られていたり。アートの選び方でその企業のカラーさえも伝わるようです。

そんな中から本日ご紹介するのは、アール・ジー・エー(R/GA)という広告代理店のコレクション。広告業界の人に言わせれば、この会社は世界最先端の広告代理店(広告代理店とは名付けてはいけないほどのスーパーエクセレントカンパニー)で、業界内にて知らぬ人はいない有名企業。

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25周年記念【アウトサイダーアートフェア ニューヨーク Outsider Art Fair NY 2017】

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昨年は豪雪と吹雪により、2日間ほとんど来客が訪れないというアクシデントもありましたが、今年は全日晴天に恵まれたOutsider Art Fair New York 2017 (1月19日 - 22日) 。アウトサイダー・アートフェアというのはその名の通り、主にアウトサイダー・アート、アール・ブリュット、セルフ・トート、フォークアートと呼ばれる作品が並ぶ展示会です。2012年にフェアを買収したアンドリュー・エドリン (Andrew Edlin) の活躍で、年々より多くのメディアにも取り上げられています。

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生の、温かい、搾りたての水牛のミルク、万歳。ジャン・デュビュッフェのドローイング展

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ジャン・デュビュッフェのドローイング展 (Dubuffet Drawings, 1935–1962) 
ザ・モルガンライブラリー&ミュージアム (The Morgan Library & Museum)

2016年9月30日~2017年1月2日

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http://www.themorgan.org/

マンハッタンの中心地にあるモルガンライブラリー&ミュージアムは、ジョン・P・モルガンの個人コレクションを一般に公開したものです。彼は、世界で最も力のある金融会社JPモルガンチェースの前身となる金融会社を設立し、莫大な富を築きました。ホームページからも、城の様な建築物と世界中から収集された蔵書・アートコレクションの一部が見られます。文末にこの部屋を見渡した動画を添付してありますので、興味の在る方はご覧下さい。

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