これは鼻血が出そうな展覧会です。名古屋市美術館のお知らせをみたのですが、え?テンションひくいの?これ、すごいんだよ! って、すみません、、思っています。このような展覧会が日本で見られるとは。1993年に世田谷美術館で開催されたパラレル・ヴィジョン展、2011年にラフォーレミュージアム原宿で行われたヘンリー・ダーガー展レベルの衝撃です。
■世界的に注目を集めるアウトサイダー・アート/アール・ブリュットの芸術家の中でもトップクラスの知名度を誇るアドルフ・ヴェルフリ(Adolf Wölfli, 1864―1930)。スイスのベルンにあるアドルフ・ヴェルフリ財団の全面協力を得て、日本初の本格的回顧展を開催します。戦前のシュルレアリスムの画家たちなどにも影響を与えたその画業をたどるまたとない機会です。(兵庫県立美術館より)
■アドルフ・ヴェルフリ(1864-1930)は世界的に最も有名なアウトサイダー・アート/アール・ブリュットの芸術家の一人です。スイスのベルン近郊で生まれ、人生の大半をヴァルダウ精神病院で過ごしました。そこでヴェルフリは『揺りかごから墓場まで』と題する、45巻25,000ページにわたる壮大な自叙伝を描き、その創造力の根源をも感じさせるような作品は、戦前のシュルレアリスムの画家たちをはじめ多くの芸術家に影響を与えました。今もなお高い評価を受けているヴェルフリの日本初の回顧展をベルンのアドルフ・ヴェルフリ財団の協力で開催します。(名古屋市美術館のサイトより)
西岡勉さんによるチラシと図録のデザイン。見逃せません!
【アドフル・ヴェルフリ 2萬5千頁の王国】
ファンタスティック・エキセントリック アール・ブリュットの「王」が描いた夢物語
■兵庫県立美術館 Hyogo Prefectural Museum of art:
2017年1月11日 (水) ~2月26日 (日)
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/
■名古屋市美術館 Nagoya City Art Museum:
2017年3月7日 (火) ~4月16日 (日)
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/tenrankai/
■東京ステーションギャラリー Tokyo Station Gallery:
2017年4月29日(土) ~6月18日(日)
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/