ワシントンDCのアート・イネイブルズ(Art Enables)訪れた その3です。
前回までの記事【1,2】
ギャラリーの天井をみると手描きの字が。
壁の手書きの字が、ギャラリーに似合っています。
寄付をしてくれた方に、アシストしてくれてありがとう、というお礼の言葉ですね。
この団体もNPO団体なので、運営に寄付はかかせません。こうして寄付協力をいただいた方々や企業には、いつも感謝の心を示しながら、活動します。
こういうところに手書きで自分の名前が乗っていたら嬉しいかも、と思えたら、
あなたも素晴らしいパトロンの素質があります!
ふとテーブルを覗いたら、描きかけの作品がありました。
キャラクターのオレオレ具合といい、絵の具のボトルに直接筆を突っ込み具合といい、とってもワイルドです。
このボトル筆の光景ですが、何もここが障がい者アートの施設だからというわけではなく、普通に小学校でもよく見られます。
以前ニューヨークの小学校で美術の時間に参加したのですが、絵の具は写真の絵の具入れより大きなボトルが、どんどんどん、と机に置かれています。小学生たちは我が物顔で、パレット紙に絵の具をのせていきます。
色が混じるかも、とかお構いなし。
日本の学校にある絵の具のチューブが、なんともお上品に見える瞬間ですね。
さてさて他にも気になった作品を上げていきます。
メリッサ・コリーさん(Merissa Cory) の作品。
下がメリッサさん。作風と作者が合っていますね。(作風と作者のみたくれが、全く合っていない人がよく居て、それはそれで、すごくいい魅力です)
©Art Enables
この絵でタンクトップとか作ったら、かわいいかもですね。乱暴だけど、イメージ図。
来年の夏が待ち遠しいですね。私は札幌生まれで冬が大好きですけど。
ペイマン・ジャジーニさん(Payman Jazini)の作品。
ちょっと怖い顔ですが、色合いといい、いい作品に共通する「空気」が漂います。
©Art Enables
ペイマンさんです。他の作品もみたのですが、この作品が一番ステキでした。ケミストリーの生まれた瞬間を、上手に捉えられた感じがあります。
チャールズ・マイズナーさん(Charles Meissener)の作品。
チャールズさんの作品はどれも、黒ふちの内部をしっかりと塗っている様が伝わって、どれもたまらない可愛さがあります。人に愛される絵ですね。
これはうり坊・・・。兄に薦められた相原コージさんの「かってにしろくま」という漫画をどうしても思い出します。
うりうりうり(そういえば、ゲームはひどい出来でした。。。)
ポストカード集を販売していました。
これは毎回とても出来がよくて、人にプレゼントをお渡しする際によく使います。今回もしっかり購入!そしてついでに、下のマグカップも購入しました。
チャールズさんの紳士淑女シリーズ。
ワシントンDCを訪れた際は、是非足を運んでいただきたいギャラリーです。新しいイベントは常にありますし、家族連れ用のワークショップも盛んです。
Art Enables
2204 Rhode Island Ave, NE
Washington, DC 20018