ワシントンD.C.に本拠地を構える、V.S.A.が、アーモリーショウ(Armory Show)に出展していました。V.S.A.は35年の歴史のある、アートと障がい者を支え、国際的に活動するNPO団体です。
なんの略語かというと、Very Special Arts 日本語訳にしなくてもわかりやすい名前です。(単純な単語ほど英訳しにくいともいえます)毎年世界中51カ国にあるV.S.A.を通し、7万人の人たちが、この団体が提供するプログラムに参加をしています。
また、アーモリーショウとは、言わずとしれたNY最大の現代アートの展示会です。世界中の名だたるギャラリーのみが参加できます。東京からもひとつギャラリーが参加していましたね。Yuki Onoderaさんの作品が展示してありました。マンハッタンにあるStudio303というギャラリーで、荒木経惟さんの写真とともに展示してあったを見たことがあったので、ですぐにわかりました。
さてVSAのブースにいってまいりました。
ブース発見。男性は以前このブログでも登場した、H.A.Iのフランシスさん。H.A.I.はマンハッタンのユニクロと同じビルにある、VSA同様の障害者を支援するNPO団体。
赤いロゴが目立っています。作品も印象的な黄色
かわいい笑顔!彼女は上の写真の左下にある作品の作者でした。彼女は障害のあるアーティストではありませんが、VSAのプログラムを通して一緒に活動をしているようです。
アーモリーショーにでている、ということに、大きな意味があります。NPO枠のブースからの出展となり、他のものに比べて小さいから、、という声もありますが、それよりも、出ている、ということが資産になるのだと、私は思います。
突然衝撃的な写真を一枚。アーモリーショーで一番記憶に残った作品。子馬です。賛否ありそうですが、強く印象に残りました。なんでもアートですね。アーモリーショーの期間、NYのまちが一体どうなるかというと、このサイトの写真ぱらぱらみてもわかるように、アート一色にそまります。ニューヨークがなお楽しくなる季節です。