カットログフェアが開催されました。このアートフェアは、もともと`フランスで始まったアートフェアです。
アウトサイダー・アートとか、アール・ブリュットというくくりではなく、全くの現代アートフェアですが、これに、カリフォルニアから、クリエイティブグロウス(Creative Growth)とブルックリンのランドギャラリー(LAND Gallery)が参加していたので、ご紹介。
今回は初めてNYでの開催です。開催場所も、これから新しいアートシーンの中心地になるのではと噂されるローワーイーストサイド。もともと小さなギャラリーやクラブなどが集まるところですが、こうやってアートフェアが開催されるのが、いいきっかけになっていくのだと思います。
柵に貼られていた垂れ幕。第一回目とあってか、なんだか試行錯誤があったような雰囲気。参加ギャラリー50箇所で、ヨーロッパからの参加も目立ちます。
入り口にはいると、受けつけはフランス人のお兄さんお姉さんたちがお出迎え。
早速クリエイティブグロウスのブースに向かいました。このギャラリーは、障害者とアートという点で、クリエイティビティ・エクスプロード(Creativity Explored) と並ぶ、
西海岸にある草分け的なギャラリーです。
早くからマークジェイコブズやバーニーズや下着のブランド等に作品を提供し、話題を作ってきました。
ブースに入ると、私のお気に入りのオーリー・ラミレスさん(Aurie Ramirez)の絵が。
彼女の作品はパリのABCDや、スイス・ローザンヌのアール・ブリュットコレクションにも収蔵されています。
足からなにか、にょーんと伸びている。
ロックバンドのKISSが好きなようです。そういえばランドギャラリーのマイケル・ペローさん(Michael Pellew)の作品を思い出します。小学校の頃にこういう髪型の女の子、いましたね。
目にとまったのは、ドナルド・ミッチェル(Donald Mitchell)さんの作品。彼の作品もABCDに収蔵されています。ドナルドさんの作品はいつも小さい人が沢山いてかわいい。
One is Adam One is Supermanという画集を買いました。アーティストの写真と手書きのメッセージがセンスよく収められています。
つぎはランドギャラリーとその他の気になったギャラリーをご紹介。