アメリカぷるぷるアート観光 Altruart in America

ニューヨークより心が震えるアートの紹介。障害とアート/アウトサイダーアート/アールブリュット/現代アート/NPO団体/アートフェア/美術館/おもしろグッズ etc.

マーク・トゥエインゆかりの街で「昔のままの美術館」The way it was Museum at バージニアシティin ネバダ州

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古き良き街、バージニアシティへ

カリフォルニア州に隣接するネバダ州。数百メートルほどの目抜き通りにお店が並ぶ観光地。西部劇さながら、テンガロンハットとウェスタンブーツのガンマン風の人々がその辺を普通に歩いています。

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木と熊と鉄道と金の採鉱と。過去・現在・未来に光を当てるシッスン美術館 at カリフォルニア州の聖なるシャスタ

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先日から諸用でネバダ州とカリフォルニア州に来ています。今回はカリフォルニアのシャスタ市にひっそりと佇む、シッスン美術館 (Sisson Museum) をご紹介。

この美術館はもともとトラウト(サケとかマスとか)の養殖場をシャスタに作ったジャスティン・シッスン (Justin Sisson) さんによって1983年に開館され、ボランティアや運営側によるサポートで成り立っています。

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バーニーズニューヨークのビルを20億円で買収してヒマラヤアート美術館へ。富豪に学ぶアートと人生 at ルービン・ミュージアム Rubin Museum of Art

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ネック・チャンド Nek Chand (1924 - 2015 )@Rubin Musium of Art

日本でアートは、売れないからねえ。
1万回くらい聞いたことのある、このセリフ。

そこから生まれた発想の着地点として「もっと一般の人がアートを買うようになればいいのに。」ということで、大衆へアートを広める活動が始まったりします。それはとてもいい試みだと思いますが、それと同時に、私個人的には、日本の富裕層がもっと日本のアートシーン(※追記、主にインフラ)にお金を使えばいいのに、と特にニューヨークに来てから思うようになっています。

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9.11のテロ被害者への追悼イベント:ハーレーライダーのバイクカスタマイズと革チョッキが迫力のアート

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毎年9月11日が近くなると、ハーレー・ダビッドソンにまたがる数百台のバイカーが街を練り走る音が聞こえ始めます。ああこの季節がきたかと思う風物詩でもあります。(風鈴とかの音のほうがよっぽどいいのだけど。。。)

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1分で学ぶアート豆知識。レンタル料1070万円のアートフェアのブース。他。

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アートネット(artnet)は、世界中のアートマーケットやアートオークション情報からエキシビジョンを確認できる情報サイト。ここで先日投稿されたブライアン・ブッシェ Brianboucherさんによる記事「How Well Do You Know Art Fairs? Take our Quiz! ーアートフェアのことどれだけ知ってるかクイズ!」から要点ご紹介。英語でそのままいける人は、こちら artnet からどうぞ。

 

・2005年に世界のアートフェア総数は約68ブースだったが、現在は

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