©Tony Pedemonte, NIAD Art Center
フェイスブックで発見したNIADアートセンターの写真にほっこりしたのでご紹介。
NIADアートセンターというのは、障害のあるアーティストの芸術制作支援をするカリフォルニアのNPO団体。トニー (Tony Pedemonte) さんはここの所属アーティストです。スタッフの方にお聞きした所、彼はとても「かぶり物」が好きなのだとか。この帽子は手作りではないようなのですが、この至福の表情からなんか色々伝わります。
ところで私はこういう「満足・至福・してやったり」感のある静かな微笑みが大好きです。以前のブログでなかなか好評だった記事の1つ、ジオラマ作家のマイケルさんの笑顔もその典型。見ているこっちが幸せになります。よくわからない薬が蔓延する昨今ですが、そんなもんよりも、とにかく「笑うこと」が長寿の秘訣だったりするそうですヨ。
さてそんなトニーさんの作品もご紹介。まずは立体。
©Tony Pedemonte, NIAD Art Center
本人の穏やかな笑顔とは全く別の感情が見えるような作品。現在ニューヨークのブルックリン美術館で開催されている、ジュディス・スコット(Judith Scott) さんの作品を思い出しました。ジュディスさんは2001年に資生堂ギャラリーでも展示されたので、知っている方も多いかも?
©Tony Pedemonte, NIAD Art Center
こちらも冒頭の写真とは雰囲気のぐっと違う作品。穏やかそうな人ほど、奥に潜む思いは強いのかもしません。
トニーさんが立体を制作される様子の映像はコチラ