サンフランシスコを拠点として活躍する写真家のティモシー・アーチバルドさん(Timothy Archibald)が撮影した、彼の自閉症の息子エリージャ君の写真集が話題になっています。
写真集のタイトルは「Echolilia」エコリリア。もとは反響言語-Echolalia(他の人が話していることをただ繰り返して発声すること)をもじったもののようです。
ティモシーさんは3年前(息子が5歳の時)から現在までこのシリーズの写真を撮り続け、とうとう写真集という形で発表することにしたそう。写真集には、自閉症である彼が「儀式」(特定の行為を毎日続けたりする行為から)を行っている時の様子を撮影しています。そこには、父と息子という関係以上の整然とした美しさがあります。
Photos © copyright Timothy Archibald all right reserved.
の関係性が変化し、深まっていったそう。初めは写真を撮られることを嫌がりっていた
エリージャ君も、次第に被写体になっていることを理解し、ティモシーさんも彼の「儀式」
を受け入れられるようになっていったようです。
[参考記事リンク]
・Juventud
・ティモシーさんのHP