3月の終わり頃まで、兵庫県立美術館で行われたプルニー&ゼマーンコヴァーの展覧会が開催されていました。アウトサイダーアートが好きな方にはご存知の学芸員で、日本のアウトサイダーアートの道を開いたといっても過言ではない、服部正さんの渾身の展覧会。このような作品を、この規模でみられることは、滅多にあるものではありません。
残念ながら私は見に行くことはできませんでしたが、私の知人が何人も見に行ったようで、色々と感想を送ってくれました。すごく素直な感想だったので、抜粋を転載してみます。
図録の写真も送ってくれました!ブルニーの絵。
プルニーの絵は頭がクラクラしてくるくらい凄かった。気分が少し悪くなったくらい。
けどこの世の中にはこんな人が他にもいるんだと思うと、これだけ認めてもらえるのは凄い事なのかもしれない。
こんな作品を見ていて解説を読んだりすると、ホントに世の中の普通とか一般常識とか何なのかわからなくなってくるよ。
(Mさん)
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ゼマーンコヴァーのは、紙に描いた上から刺繍してあったり、その手法の発想が自由で興味深かったです。どちらも、生命に対する執着というか興味が強く、とても敏感な感じ。大いに刺激を受けました。
アールブリュットの定義は(中略)私は勝手に、自閉症とか精神的な障害のある人の芸術なのかと勘違いしてました。
(中略)…でも、アールブリュットとして括る必要ないような。経歴が華々しい芸術家も、創作においては同じじゃないか…なんてことを思いながら観ました。
(Kさん)
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こんな大きな美術館で、名前だけ先行した作品展ではなくて、こんな素晴らしい展覧会が見れるとは思わなかった。しかも東京じゃなくて、関西で!!
作品も一生忘れないような作品ばかりだった。思わず図録を買って帰りました。すごかったーー
(Aさん)
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アンナ・ゼマーンコヴァーの絵。
アンナさんとプルニーさんの展覧会行ったよ。数年前ならプルニーさんの作品が好きだっただろうなぁと思いつつ、思いの外、アンナさんの作品がぐっときました。良いものをシェアしてくれてありがとう。
(Rさん)
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感想をくれたみんな、ありがとう!
大きな美術館で、こんなある意味マニアックな展覧会を開くことができたのは、やっぱり服部さんの強い思いから。色々大変なこともあったと思いますが、歴史に残る展覧会だったと思います。
やっぱり、人間好きなことは何でもワガママにやってみるもんだ、と思えました。ワガママすばらしい、天晴れです!
最近であった人たちというのは、みな共通して好きなことに対して、すごく素直で「ワガママ」。「女!女!ぐへへへ」といっていいながら、世界を牛耳るおじ様も、無口だけど国宝級の骨董を扱うママさんにしても、素晴らしいものを自分の力を最大限に発揮して活動を続ける東ちづるさんも。素晴らしい。
ベビースターラーメンが好きなら、お風呂いっぱいベビースターラーメンをうめて、ベビースター風呂に入りながら、ベビースターを食べようじゃないか。(私の夢のひとつ)宇宙が好きなら、宇宙飛行士になろうじゃないか。