マンハッタンの”ヘルズキッチン”と呼ばれるエリアに、ファウンテンギャラリー Fountain Galleryがあります。このギャラリーの母体は、精神障害のある人々を支援するファウンテンハウス Fountain Houseという、全世界にブランチのある巨大NPO(日本にも)。なので、ギャラリーも「精神障害」だけに絞っています。こういうところはかなり珍しいですね。今回は、11月から始まっている10周年記念エキシビジョンにお邪魔しました。
入り口で迎えてくれたのはビースピンさん(Bspin)。名前がカッコイイ。彼女自身もこのギャラリーの所属アーティスト!実はアーティストはこの受付で働くようになっているんです。芸術家でもあり、社会の一員であることも目指しているNPOの姿勢が伝わります。
受付には10周年記念のパンフレットが。中身は、、、
アーティストの写真の背景に、なんと私が。。実は前回訪れた際にたまたま写真撮影をしていて、「これもって歩いて」と言われたのでした。ものすごい不自然な登場(笑)
異常に嬉しいです・・・。では絵を見て回りましょう。
ホボルカさん。Hovolka Iaeden の写真(!)作品。
ゲイリーさん、GARY BRENT HILSEN 女性の絵をよく描きます。薄くて鮮やかな色遣いが斬新。
ブラッドフォードさん。BRADFORD STRINGFIELD 写真家。首からカメラをさげ、赴くままに生きる、アフリカンアメリカン(いわゆる「黒人」のことをこういいます)の彼。独特の視点で作品を撮ります。AIDって、色々想像してしまいます。