Martin Cohenのソロエキシビジョン。なんと本人に案内してもらうことに!
彼は<uFountain Galleryに所属する代表アーティスト。Fountain Galleryは精神障害のあるアーティストをメンバーとする、NPOギャラリーです。
NYのクイーンズに、3人兄弟の長男として生まれたマーティン。ニューヨーク州立大学やカーネギーメロン大学の学位を持っていて、一見順調な様子だったが、20代の初めに精神的な病を患った。統合失調症からくる躁鬱病で、2,3度病院に入院する。そのうちにFountain Houseと出会う。
今ではギャラリーのボードメンバーでもある。また、彼にはコレクターがいて、展覧会を開くたびに作品がいつも売れていく。エスティーローダーやシティーグループも彼をサポートしている。

ずらりと並ぶ作品たち。
ひとつひとつ丁寧に作品を解説してくれました。窓枠のように仕切られたそれぞれの枠の中で、上から下へ激しくエネルギーが流れ落ちていく「こういう枠組みや、建築物なんかがとても好きだよ」一言一言、とても穏やか。
作品制作は、自信のアトリエで行う。アトリエ中、彼の作品と彼のコレクションである2000枚を超えるCDやDVDで溢れているとか
盛り上がった表面。
本人の穏やかな物腰からは想像しにくいほど激しい!