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アメリカぷるぷるアート観光 Altruart in America

ニューヨークより心が震えるアートの紹介。障害とアート/アウトサイダーアート/アールブリュット/現代アート/NPO団体/アートフェア/美術館/おもしろグッズ etc.

オレゴン州ポートランド市民にこよなく愛されるアートイベント。モンスター・ドローイング・ラリー2

今回はアメリカのオレゴン州、 ポートランド在住の特派員Kayoさんからのアートレポ-ト。彼女が住むポートランドは、「 全米で最も住んでみたい都市」 に必ずランクインしたり、 アーティストが最終的に居を構えたい場所ともいわたりする、芸術家憧れのシティ。その市民に愛される、ポートランドアート美術館(Portland Art Museum) の人気ファンドレイジングイベントのご紹介です。

 

先日、ポートランド・アート・ミュージアム(The Portland Art Museum)で行われた、今年で2回目の開催の「 Monster Drawing Rally II」に行って来ました。 ポートランドを拠点に活動しているアーティスト100組が参加。参加費は無料で、会場は誰でもふらっと入れる広場に、あえて設置されています。

http://portlandartmuseum.org/ event/mdr2016/

 

それぞれのアーティストが入れ替わり、1時間の枠で好きなだけ絵を描きます。そして描きあがった絵から、次々と売り場に飾られ、どれも一律35ドルで購入できます。

ピンクのスパンコールキャミドレスに身を包んだ司会者がDJの前に立ってノリノリトークしている一方、タコス、ドーナツ、アイスクリーム、ビールのフードカートがあり、大人はお酒を飲みながらおしゃべり、子どもはお絵かき場で絵を描いたりしながら、老若男女みんなが楽しんでいました。

 

これだけアーティストが並ぶレアな光景は圧巻、かなりの熱気。 

 

彼らをずーっとみていたら、なんだか目頭が熱くなりました。 

 

面白かったのが原始的?な絵の買い方!

制作と販売が同時に行われます。目当ての絵が運ばれてくるタイミングを見計らって売り場に行かなければ、買うことができません。タイミングがすごく重要!

 

 売り子のスタッフが「この絵を欲しい人いる?」と聞くと、狙ってきた観客が一斉に手を上げます。もし同じ絵を買いたい人が他にもいたら、トランプで強い数字を引いた人が買う権利を得るというシステムです。

  

 そんな中、気になるアーティストを発見しました。彼はプロレスの仮面を被っていて、日本語で「チートちゃん」って大きくかいてあるTシャツでかなり目立っていました。(チートちゃんっていうのは彼の猫の名前だそうです)

このアーティストの描く絵が、よく行くベーグル屋さんでみかける度に「かわいいなあ」と思っていた絵と、すごく似ているのです。

「この人は絶対そう!」と一人興奮状態で売り場へ直行しました。

彼の絵には他に4人も競合がいて、こりゃ無理かも・・・と弱気になりかけましたが、「この絵が欲しいです、お願いします!」念じたところ、トランプ勝負では一番強いエースが出て、無事に購入することができました。

 

他にはつけ爪で線画を描く人(すごくインパクトがあって周りは人だかり)

 

持ち込んだ花をみながら描いてる人(着ている服も鮮やかな花柄!

 

際立って立ってピュアな雰囲気を醸し出していた女性。身体を曲げながら、集中して色鉛筆画を描いていました。彼女の絵は買い逃してしまいました。

アーティスト側は自分を売り込む場になるし、他のアーティストと知り合うことができ、絵の売上を美術館に寄付として、貢献することができる。観客側は一度にたくさんのアーティストに出会える上、破格の値段で原画を買うことができる。双方ともに子どもを連れて遊ばせることもできるし、お酒も飲めて音楽も楽しめるといいことづくめな企画だなあと感じました。

ミュージアム側は美術館の年間パスを限定バックをつけて売っていましたよ!

 

購入した作品

 

日本でもいつかこういうイベントをやりたいなと思いながら、絵を抱えてほくほくと帰りました。

(文・Kayo 写真・Kayo&Taka)

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Kayo:

投資からデザインまで多彩なKayoさん。彼女が仕入れるアンティーク・ ジュエリーは、 おしゃれ芸能人やデザイナー等の目に留まることが多く、よく雑誌などにものっています。また彼女は、 私が知る中でももっとも口が大きくて色白でモデル体系の、自由な 川のような女性でもあります。

アンティークジュエリーTwisted Eleves http://twistedelves.net/

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