アメリカぷるぷるアート観光 Altruart in America

ニューヨークより心が震えるアートの紹介。障害とアート/アウトサイダーアート/アールブリュット/現代アート/NPO団体/アートフェア/美術館/おもしろグッズ etc.

ヴォルタ アートフェア (Volta) 2015

 

3月5日(木)~8日(日)の週末、ニューヨークはとっても賑やかな週末となりました。というのも、ニューヨーク/アメリカ最大のアートフェアの1つ、アーモリーショ ウ(The Armory Show) の会期に合わせて様々なフェアが同時に行われたためです。「アーモリーウィーク簡単ガイド」(Your Concise Guide to Armory Week 2015) によると、そのフェアの数がなんと13もあったのだとか。

中でもこのヴォルタ (Volta) はアーモリーの姉妹イベントで、ギャラリーが「単独(1人)のアーティストのみ」を出展するというユニークなもの。今年は93件のギャラリーが軒を連ねました。



会場はアーモリーのすぐ隣のピア(埠頭)で行われます。雪、ふってるなー

 



会場内を散策します。全体的に落ち着いていて好印象。


 座っている方もアートの1部にみえる





絵画と映像のメディアアートな作品も

 



テニスラケットの網の部分に施されたアート。イタリアのMasimo Carasi ギャラリーから、
レオナルド (Leonardo Ulian) さんの作品。




同じくレオナルドさんの作品。鉄線と電子回路基板の部品を使って作られています。
素材からは想像できないカワイイ作品!

 



干し草が敷き詰められたベルリンから参加の Dittrich & Schlechtiem のブース

 



科学の実験室の1部を切り取ったようなブース、ワクワクします。
(どこのギャラリーだったか忘れてしまいました)
 

 



木の切り株に映された映像がとても立体的に見えます




日本から参加していたYOD Galleryが展示する新野洋さんの作品

 

 



天井から吊るされたオブジェ。花の塊のように見えますが、近づいてみると
まるで植物がそのまま虫になったような繊細なピースで出来上がってました。

 



こちらも新野さんの作品。昔ムツゴロウさんが何かで紹介していた
ハナカマキリという虫を思い出します。

 

 

世界中から集まるギャラリーの中で、日本からはこのYODと、Gallery Momo、MA2 Galleryの3件のギャラリーが参加していました。次世代に活躍するであろうアーティスト発掘に、足を運んでみるのも面白いです。


ところで・・・。アートフェアには大概パートナーホテルというのがあります。ヴォルタの今年のパートナーは、ハドソンホテル (Hudson Hotel) 。NYの中の立ち寄りお茶スポットとして、私のお気に入りのホテルのひとつ。

 

 

 
ビルとビルの合間に作られたテラスと、館内の図書館のようなバーが気軽に入れる割に凝った作りで楽しめます。何度もNY観光に来られている方でおまだ行ったことがなかったら、オススメの休憩場所です。