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アメリカぷるぷるアート観光 Altruart in America

ニューヨークより心が震えるアートの紹介。障害とアート/アウトサイダーアート/アールブリュット/現代アート/NPO団体/アートフェア/美術館/おもしろグッズ etc.

新宿で『ヘンリー・ダーガーの部屋』写真展 2月20日から



アウトサイダー・アート、アール・ブリュットといったジャンルの中で、最も良く知られたスターのような存在、ヘンリー・ダーガー (Henry Darger)。以前小出由紀子さんがラフォーレ原宿で展覧会をしたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。そのヘンリーさんが過ごした家の写真展が新宿で開催されるようです。私は残念ながら行けませんが、日本におられる方にオススメです

 

【ご参照】

美しすぎ。ヘンリー・ダーガーのポストカードセット 

 

ヘンリー・ダーガーの略歴。
シカゴ生まれ(1892-1973)。障害の兆候がみられたため、12歳の頃に知的障害児の施設に移された。16歳で施設を抜け出し病院の掃除夫として働き始める。そして19歳の時に『非現実の王国で』という壮大な作品群の制作を開始。亡くなる半年ほど前まで制作は続いた。その間約70年!死の前年に病気を患い入院するが、その際アパートの大家でアーティストのネイサン・ラーナーさんに「作品は捨ててほしい」と伝えたそうだ。部屋の物を処分するために部屋を訪れたネイサンさんは、そこで膨大な数のアート作品を見つけることとなった。


from google image

 



冒頭の本はその作品集。小出由紀子さん、都築響一さん編集。日/英語でかかれているので読みやすいです。展覧会でも販売されるかもしれませんが、都築さんのフェイスブックによると残りが少なくなってきたとのこと。また余程の事がない限り再販はしないそうなので、売り切れると絶版になる可能性が高いです。アマゾンHENRY DARGER'S ROOM か、展覧会場で手にされることをお勧めします!

 

男性器を持った少女たち「ビビアンガールズ」戦記を、カラフルに描いた絵巻物のような作品たち。普段はその素晴らしい作品が注目されますが、今回の目玉は「その作家の家」。本棚にずらりと並ぶ名著の児童書「オズの魔法使い」、「アンクル・トムの小屋」。画材なのかガラクタなのかわからないものが積載したテーブル、ヘンリーさんの信仰が伺えるキリスト・聖母マリア像、危ないものを見てしまった気持ちになる少女の写真とその切り抜きたち・・・・。その閉じられた宇宙の静かな不思議と驚異を体験できることと思います。

トークイベント是非参加してみて感想教えてくださいー!

【イベント詳細】
北島敬三写真展「ヘンリー・ダーガーの部屋」
開催期間:2015年2月20日(金)~3月12日(木)
時間:10:30~18:00 ※最終日は15:00まで。
休館日:日曜日
会場:エプソンイメージングギャラリー エプサイト
住所:東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1階
TEL:03-3345-9881
入場料:無料

<関連イベント>
■北島敬三トークイベント
開催日時:2015年2月21日(土) 14:00 ※約1時間
会場:エプソンイメージングギャラリー エプサイト
入場料:無料
内容:北島敬三が写真展のテーマやプリント制作などについて語る。
※予約不要。座席数に制限あり。