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アメリカぷるぷるアート観光 Altruart in America

ニューヨークより心が震えるアートの紹介。障害とアート/アウトサイダーアート/アールブリュット/現代アート/NPO団体/アートフェア/美術館/おもしろグッズ etc.

コムデギャルソンとロービジョン

 

コム・デ・ギャルソン(COMME des GARSONS) が、アウトサイダー・アートやアール・ブリュットを紹介するロンドンの老舗雑誌「ロー・ビジョン(Raw Vision)」とコラボし、世界各地の店舗でディスプレイ展開しています。

昨年はカリフォルニアの障害者施設の作品をコレクションに使用していましたが、今回はロー・ビジョンの実際の誌面をまるまるDMや店舗の内装や外装に使用するという斬新なアイディア。

【ご参照】 コムデギャルソンとアウトサイダーアート 2013年5月

 

ニューヨーク(New York)のギャラリーエリア、チェルシー(Chelsea)にある店舗をウキウキで訪ねました。このエリアはすぐ近くに川もあるので、この時期なかなか寒くなります。皆防寒ばっちり。そんな中ものすごくアーティスティックな外壁が見えてきました。

 



ニューヨークではあまり地震が起きないので、古い建物はレンガがそのまま残っていてそのままでもいい味なのですが、その上にロー・ビジョンの表紙や中ページを大胆に使用し、とにかく目立ってかっこいいです!ショーウィンドウのないこの店舗の特徴を活かした見事な仕上がり。まるでアンディー・ウォーホールのアトリエや、アンダーグラウンドなライブハウスでもあるんじゃないだろうかと思わせる外観です。

壁面に星の様な光が映っていて、もしや私のウキウキが投影されたのかと思いましたが(笑)、どうやら向かい側のビルの反射しているようです。予期せぬビルの相乗効果が面白いです。


正面左端の部分。元から壁に落書きされているアートとはまっています。

 

ユーゲン・ヴォン・ブルチェンハイン(Eugen Von Bruchenhein)の作品が際立つ。
これはRaw Visionの#10の表紙ですねー。

 

奥まった入り口。カラフルな壁に囲まれている。

 


入り口右手。見覚えのある作品がコレクションの写真と共にコラージュされている。

 


正面右端。520というのは、この番地のこと。漢字でも書いてる・・・・

 



さて、可愛らしい卵型のドアから店舗に入ってみます。ドアを開ける時、高校生の時に欲しかったけど買えなかった、「ギャルソンの黒いカーディガン」のことがにわかに思い出されました・・・・。

 



目の前にウォーターボトルのタワーが出現。これは販売されているのではなくて、ギフトだそうです。なんて素晴らしい・・・。私もちゃっかりひとつ頂いて帰りました!(※店舗内の撮影は許可をいただいています。観光等での撮影にはご注意ください。)

 


色んなバージョンで表紙が印刷されたボトルラベル。

 




 



 

 

 


ジャーーーン という効果音を付けたくなる。

現在世界中で展開されているロー・ビジョンとのコラボディスプレイですが、東京の青山店ではこのような感じになっています。球体に誌面を印刷しようなんて一体誰が考えつくのでしょうね。東京近郊の方は是非一度!

 


©Raw Vision


©Raw Vision

 


©Raw Vision

個人的には右から3つ目のジェイ・ジェイ・クロマーさん(J J Crommer) の作品の玊がタマらない。


世界中というからには日本とアメリカだけではありません。こちらはパリのドーバー・ストリート・マーケット(Dover Street Market)での展開の様子です。ディスプレイはレイ・カワクボ(Rei Kawakubo)の直々によるものだとか。(サイトによると現在はレイ・カワクボによる「アナと雪の女王」のディスプレイに変わっているようです。)

 


©Dover Street Market

 


©Dover Street Market

 


©Dover Street Market

また、店舗だけではなくダイレクトメール(DM)にも誌面が使用されています。以前コムデギャルソンでお買い物をしたことのある方には、既にご自宅に届いているのではないでしょうか。これも色んなバージョンがあるようなので、ここで日本バージョンのほんの一部をご紹介。

 


誌面を赤で単色刷りしたロー・ビジョンの表紙。
コムデギャルソンだかなんだかわからないくらいのフューチャー度合い。

 


中を開くと、あ、コムデギャルソンのセールと気が付きます。

 


広告?と思うような裏表紙。


この裏表紙のgalerie christian berst はアウトサイダー・アートフェアにも出展しているフランスのギャラリーですしかしコムデギャルソンのこの太っ腹な使い方。本来ならば「このギャラリー」が相当お金をだして買うような広告枠です。他のDMのバージョンもみましたが、もしかしてギャラリー自体が使われていることに気がついていないパターンは多いかもしれませんね。
次なる展開が楽しみです!

【お知らせ】

この話題のロー・ビジョン。
アマゾンではすごく割高で販売されているのがずっと気になっていたのですが、下記のサイトから日本でも適性な価格でお買い求めいただけます。
シービーエンタープライズ・ロービジョン She Be Enterprises/Raw Vision
また、このブログで以前ご紹介したことがきっかけで、サイトオーナーのブライアント(Bryant McNeil)さん達と共同運営していくことになりました。いずれ更新して、このブログで紹介した日本では買いにくい書籍なども販売できればなーと思っております。気長にお付き合いいただければ幸いです。