アメリカぷるぷるアート観光 Altruart in America

ニューヨークより心が震えるアートの紹介。障害とアート/アウトサイダーアート/アールブリュット/現代アート/NPO団体/アートフェア/美術館/おもしろグッズ etc.

パルス アートフェア ニューヨーク2014


コカ・コーラ片手に、粋な帽子、妙に似合ってる黒い時計・・・・超アメリカンな双子が楽しんでいるのは、パルス・アートフェア・ニューヨーク(2014年5月8日-11日)。この時期はアメリカ最大のアートフェアの1つ「フリーズ・アートフェア(Frieze Art Fair New York)」が開催されていた為、アート好きのコレクターや関係者などでマンハッタンが賑わいました。


同じ時期に開催されている最大のアートフェア「フリーズ・アートフェア」と連結するバスが運行

 

パルス・アートフェアはアートフェアの規模としては大きなものの1つです。ニューヨークとマイアミで開催。質の良い現代アートの作品を気軽に楽しむことができるのが、このフェアの良い所です。今年は総勢46ギャラリーが参加し、入場料は20ドル(約2000円)でした。ちなみにアーモリー・ショウや既出のフリーズ・アートフェアといった最大規模のフェアでは、ギャラリーの出展数200ブースで入場料は4~50ドル(4~5000円)と、ちょっと敷居は高め。それを思うと「アートはよくわかんないけど、ちょっと行ってみるかな」って気持ちにもなるのがパルス・アートフェアなのです。

 

ブース数の事なんかは、少しNADAアートフェアでの投稿でも触れましたので、ご参照。

ところで見終わった率直な感想(印象)、「もしかして、あんまり・・・・売れてない?」でした。単純に私が行った最終日に、壁の赤丸シールが貼られていなかっただけかもしれませんが。


入り口でチケットを買う入場者

 


入場すると、地球がお出迎えしてくれました。


花がらモチーフの作品に、花がらワンピースの女性がとても映えます



作品を楽しむ人々



赤ちゃんを休憩させるお母さん(も休憩)


最終日だったので、人もまばら?

 


とてもNYっぽい雰囲気のブース



ギャラリストとアーティストの本音の語らい・・・・・



暫く見とれてしまった写真。ビーチでバケーション、いいですねー

 


5cm強の厚さのガラス版がはめてあるミクストメディア作品

 


今日は写真作品によく目が行きます。これはニューヨークにある古い遊園地、コニーアイランド。

 


少し近寄ってみる。どうやって撮影しているんだろう?



作品が6版も売れていたもの。$400(4万円)というお手頃な値段だからでしょうか?飾ると良さそう。

 


これは切り絵の作品。パブリックなスペースによく合いそうです!

 

別の作品。夏ですな・・・

 


中に住めそうな勢いの立体作品


一際雰囲気の違うブースが・・・・

 


あ、やっぱり、NPO系のブースです


子供のアート教育の世界を変える、社会企業

 


「コンテンポラリーアートとそのマーケットのこれからのあり方」について等のディスカッションテーブル



最後はほっこりと珈琲をのみました!
 

このパルスアートフェア、日本からの出展はありませんでした。ということは目立つチャンスもあるわけで、ニューヨークでのアートフェアに参加してみたい!と思うギャラリーがあれば穴場のフェアかもしれませんね~。(ブース代は高そうですが)