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アメリカぷるぷるアート観光 Altruart in America

ニューヨークより心が震えるアートの紹介。障害とアート/アウトサイダーアート/アールブリュット/現代アート/NPO団体/アートフェア/美術館/おもしろグッズ etc.

NADA アートフェア ニューヨーク 2014 その2 ユニークなブースたち



引き続き、NADAアートフェア2014の様子をお伝えしております。その1でもお伝えしたように、このフェアでは様々な種類のギャラリーが参加しているので、会場の雰囲気が楽しいです!

NADAアートフェア 2014 その1参照:こちらから

冒頭の写真は、双子のようなアート系ステレオ男子2人組。絵になる二人。座れる作品っていいな。



作品に見入る親子。メイクビッシュギャラリー(Makebish Gallery) の
 ビル・セイラー(Bill Saylor)さんの作品群

 



通常アートフェアでは、販売済の作品の名札に小さな赤い丸のシールを貼ります。が、見渡してもどうも赤丸が全然ない。まさか全く売れてないんじゃ?と思って写真のギャラリーの方に聞いてみると、単に貼らないようになっているのだそうです。何も売れてないのかと思った!というと、そんなこと全くなく、「もう2、3作しかこのアーティストの作品は残ってないよ!買うなら今だよ!」とのことでした。

 

 




唯一日本から出展していたのが、今や日本の現代アートを代表する小山登美夫ギャラリー(Tomio Koyama Gallery)。村上隆や奈良美智などを排出したことで、アートファンならずともご存知の方は多いはず。

写真は藤川二葉さん。藤川さんはとても気さくで知的、かつ懐の深そうな雰囲気が漂う、とても素敵な方でした!昨年はフリーズアートフェア(Frieze Art Fair) に出展されていたようですが、今年は同時期に開催中のフリーズには出展せず、NADAを選ばれたようです。

どのフェアに出展するか?というのは、ギャラリーの考え事のひとつ。フリーズとNADAではブースの出展料も明らかに違うし、雰囲気も違います。そもそも入場料だって、フリーズはなんと$45(4500円)で、NADAは無料。その敷居のスクリーニングがどうでるか、興味深いところです。藤川さんいわく、今回はなかなか好調!とのことでした。

 



ショウルーム ギャラリー(SHOW ROOM)の方。すごい声のかわいい人だった

 


©NADA

テムにコバ&ケセラギャラリー(Temnikova & Kasela GAllery)


©NADA

ザ・グリーン・ギャラリー(The Green Gallery

 

 


©NADA

エセックス・フラワーズ (Essex Flowers) 。展示物・人柄どこをとっても幸せの塊みたいなブースここまで「後日ギャラリーにも行ってみたい!」と思わせるところはあんまりないかも。




ちなみにこのギャラリーのウェブサイトも、とても素敵です。

 



ギャラリーの他にも多くの個性的なブースが。こちらはリトル・コレクター・アート(little collector)。次の世代を担う子供から、アートを楽しんでアートファンになってもらおうという楽しい団体。巨匠の作品が手軽な値段でできるプリントや別の形にリプロダクションされたものが沢山展示してありました。

 

 
ニック・ケイブ(Nick Cave)のパンチングバッグ(ワタシ的には”起きあがりこぼし”)。後ろには草間弥生さんの作品のレプリカや、スケートボードにプリントされた作品も。




なんとカーペット屋さん。その名もマジック・フライング・カーペット(Magic flying Carpets)空飛ぶ絨毯。珍しくて面白かったので大繁盛していました。




プリンテッドマター(Printed Matter, Inc.)は、マンハッタンにあるアート印刷・出版・ブックストア。これもまたノンプロフィットの経営です。高名なギャラリーの多いチェルシーエリアに店を構え、毎年3万2千種を超える印刷物を発行。名を上げたい、上げる前のアーティストが自分の作品を自費で出版したりする際にも、拠り所となっているのがここ。店頭のショーケースでもいつも興味深い作品が展示されています。

 


©NADA

エルトン・ジョン エイズファンデーション(Elton John AIDS Foundation)。HIVエイズ感染者への基金としては世界で最も大きな団体のひとつ。マリーナ・アブラモヴィッチさん(自信の肉体に暴力を加える過激なパフォーマンスで世界的に知られるアーティスト- wiki)の写真プリントの売上は、基金に寄付されます。

 



こちらで老舗のアートの雑誌といえば、アートinアメリカ

 



疲れたら珈琲で一休み。シカゴ発でとても流行っている珈琲インテリジェンツィア



とっても楽しかったので、寄付して帰ってきました。また来年、チャオー

 

「アートフェアは生物だから・・・」と教えて下さった小出由紀子さんの言葉が今も頭に残ります。今年が素敵だったフェアが来年どうなるかははっきりいってわからない。フェアも継続して経過を見ていくと、なんらか傾向も見えてくるんだろうなー。なんでも、そういうもんですかね~