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アメリカぷるぷるアート観光 Altruart in America

ニューヨークより心が震えるアートの紹介。障害とアート/アウトサイダーアート/アールブリュット/現代アート/NPO団体/アートフェア/美術館/おもしろグッズ etc.

インドにネック・チャンド(Nek Chand)国際空港登場!?ただいま投票中!

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The Times of Indiaより。インドの首都・デリーの北部にある都市・チャンディーガル(Chandigharh)新しくできる空港名が話題になっています。(チャンディーガルというのは下の図のA部分。)

$アメリカ ぷるぷるアート観光なんと、その候補名が、ネック・チャンド空港(Nek chand Airport)というのです!ネック・チャンドとは現存するアウトサイダーアーティストの1人。インドのチャンディーガルに奇跡の彫刻庭園(Rock Garden)を作り上げたアーティストとして有名です。現在タイムズインディアのオンラインで賛成か反対か投票中!賛成が49%で反対が51%。僅差の戦いです。

 

それにしても、アウトサイダーアートというまだまだ無名なジャンルのアーティストの名前が空港名につけられるといのは、前代未聞の出来事です。そもそもピカソ空港だって、ゴッホ空港だって、歌川広重空港だって、村上隆空港だって存在していないのですから。$アメリカ ぷるぷるアート観光この事態、例えていうなら、日本の新しい国際線の空港の名前が「山下清空港」になるようなものでしょうか。

 

ネックチャンドの作品は日本でも公開されたことがあるので、ご存知の方もいらっしゃるかとはおもいます。一介の交通局員だったネックチャンド。建築家だったこともなければ、そういった知識も一切持たなかった彼が、1950年代に都市計画の過程で出た大量の廃材を使用して、14年間かけて、2ヘクタールの庭園を創りあげました。

しかし彼は勝手に国の土地を使っていたので、とうとう政府の役人に見つかってしまいました。ここで普通ならば罰せられて取り壊し、というものなのだけれど、なんと、あまりのその出来のよさに政府が彼の制作を支援することに!彼は政府から資金と人材を提供され、とうとう1976年に庭園がオープンしました。

 

↓個人的には、ネックチャンドの作品自体よりも、そのスケール感と存在感感銘をうけます。

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ネックチャンドの解説を読むと、シュバルの理想宮をつくりあげた、郵便配達夫シュバル(ウィキペディア参照)を思い出しますね。

 

旅音というブログに実際にこの庭園に訪れた記事があるので、写真をいくつか転載します。どの写真もとてもきれいです。庭園の様子もよくわかります。

 

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お手製の滝

 

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ブランコにのる無邪気なおじさん。こんな年(何歳かわかりませんが)でこんな自由な人あまりみません。

 

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楽しそうな少女たち。服装もインドらしくてほほえましいです。

 

この庭園は観光スポットとしてインド人からも大人気。インド人の思う「和みたい感」、「和める感」とが非常にマッチした庭園なのだそうで、これほど地元の人々に愛されているのだそう。

 

しかもこの庭園、私の思い描いていることにもはばっちりはまるのです。

「アウトサイダーアート」など、見たことのない人には衝撃的な作品だったりするものが、人々に愛され普通に使われる世界。アウトサイダーアートをメジャーに、とでもいいましょうか。

 

そんな理由から、冒頭でお伝えしたタイムズインディアのサイトにて、Yesに投票してきました!結果はいかに?